マンションを売却するならば購入する時よりもプラスにしたい

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マンションを売却する場合には、可能な限り高い金額で売りたいものです。できれば、購入した時の金額よりもプラスにしたいと考える人も多いでしょう。仮にそれが投資目的ではなかったとしても、購入した時よりも高い金額で売れれば金銭的な面でかなり余裕ができます。

では、マンションを売却する場合、どのようにすればプラスになるでしょうか。

どの段階で売却するのが理想なのか

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マンションを購入してから売却するまでの期間が長いパターンは高く売れる可能性はほとんどありません。例えば、新築の時に購入し、それから20年経過した時に売却するパターンです。なぜなら、そのままの状態では建物自体の価値が落ちてしまっていることが多いからです。

これに対して、新築から1年ないしは2年ぐらいの段階で売却をすれば、マンションの価値が下がっていない可能性も高くなります。この場合、一度人が住んでしまうと通常はマンションの価値が下がってしまうことになります。

そのため、普通ならば購入した時の金額以上に高く売却できる可能性は低いでしょう。

土地の値段が上がっていれば良い

しかし、ある条件が備わればそれだけでマンションの価値が高くなることも考えられます。その例の一つが、土地自体の値段が上昇したパターンです。2020年の東京オリンピックが決定した時、東京の湾岸沿いの物件の価値が大きく上昇しました。

これは、建物の価値が上がったと言うよりも土地の値段が上がったことを意味しています。この段階で売却した人は、購入した時の金額よりも高い値段で売却できたでしょう。

なぜ武蔵小杉周辺の物件は高値で売却できるのか

土地の価値が上昇するもう一つのパターンは、建築会社が目を付けて注目されたパターンです。例えば、2019年の段階で注目されている地域の一つが武蔵小杉です。武蔵小杉とは、神奈川県川崎市にある地名ですが、この土地は近年で最も土地の値段が上昇した地域の一つと言えるでしょう。

なぜ上昇したかといえば、建築会社が開発をしたからです。もともとこの地域は、川崎市が第三都市にする構想を練っていました。その構想が実現するようになったのは、開発業者が名乗り出たからです。これにより開発が具体化され、少しずつ開発が進むようになりました。

武蔵小杉が開発のターゲットになった理由の一つが、もともとこの地域の交通の便が良かったからです。JR南武線や横須賀線、そして湘南新宿ラインがそれぞれ停車する駅になります。そのため、非常に交通の便が良い場所と言えるでしょう。

横浜に行くときも15分程度で行けるだけでなく、渋谷に行く場合も15分ぐらいで到着することが可能です。

再開発地域も土地の値段が上昇する可能性がある

昔から住宅が建築されているけれど、再開発地域として指定されているところは道路などをきれいにして、スーパーマーケットや大きな病院などが建設される可能性があります。このような地域にあるマンションは、それほど土地の値段が高くなくても将来的に高くなる可能性はあると言えます。

再開発地域は街並みが整うだけでなく、スーパーマーケットや病院に行く場合にも苦労することはありません。自治体が様々な施設を誘致するため、大きなグラウンドなどができる可能性もあります。再開発地域は住むのに適していると判断する人が多ければ、土地の値段が高くなっていきます。

少なくともよほど辺鄙なところでない限り、人が集まり次第に土地の値段が上昇する未来を想像することが可能です。もしそのようなところにマンションを所有している場合には、もう少し開発が進んで土地の値段が上昇するまで待つようにしましょう。

これにより、土地の値段が大幅に上昇すれば、購入した時の金額よりも売却した時の金額が高くなる可能性があります。ただ、開発が終わるのに10年も待たなければならないようだとマンションの価値が下がるため、土地の値段が上がったとしても結局売値の方が低くなってしまう可能性がある点には注意が必要です。

リノベーションで価値を高める

土地の値段が上がることにより、購入した値段よりも売却する値段の方が高くなる可能性はありますが、多くの場合は偶然によって土地の値段が上がります。武蔵小杉に住んでいた人も土地の値段が高まると考えて住み始めた人はそれほど多くないはずです。

また、東京湾沿岸部に住んでいた人も投資家などでなければ、土地の値段が上昇することを予想できた人は少ないでしょう。このように、偶然の原因により売却する金額の方が大きくなるパターンは多いですが、自力で価値を高めて売却する値段を上げる方法があります。

その一つがリノベーションです。リノベーションをすることで価値が高まれば、その分だけ売却する時の金額が高くなるのは間違いありません。そこで多くの人が知りたいのは、どのようなリノベーションをすれば資産価値が高まるかでしょう。

実はこれに関しては決まったやり方はありません。なぜかといえば、そこに住む人が何を望んでいるかによって決まるからです。例えば、若い世代が多い地域に関しては、若い世代が好むような設備にする必要があります。これに対し、高齢者が多い地域の場合には若い世代に人気のあるデザインが必ずしも高齢者に人気があるとは限りません。

このように考えれば、現在住んでいる地域の特性を考慮し、どのような住人がマンションを購入するかを考えていく必要があります。もし、よくわからない場合には不動産会社などに直接話を聞いてみると良いでしょう。不動産会社はたくさんの情報を持っているため、その点に関しても妥当な意見を述べてくれるはずです。

リノベーションをすると築年数はあまり関係なくなる

リノベーションのもう一つのメリットは、築年数がある程度経過していてもそれを打ち消すだけの価値を作り上げることができる点です。例えば、若い世代が多く住んでいるマンションの一部屋を売却しようとした場合、若い世代が喜ぶようなデザインのリノベーションをすれば、ある程度値段が高くても購入してくれるでしょう。

仮にそれが築1年のマンションでも、築20年のマンションでもそれほど価値は変わりません。それだけデザイン性には価値があると言うことです。ただ、築40年以上のマンションの場合には最新の設備を整えなければなかなか入居することはないでしょう。

そのため、いくら築年数が関係ないといってもあまりにも古すぎる物件はそれほど価値が高まらない可能性もあります。

参考→マンションの売却